misfit
いくつかの視点。
花だって綺麗なものばかりじゃない。
土に近ければ泥と埃にまみれる。
藤沢の新地脇で育った子供の私をかわいがってくれたのは、
藤沢トルコのお姉さんだったり、体中に刺青のあるおじいちゃんだったり、
汚くて美味しくないラーメン屋のおじさんだったり。
つまり、子供の頃の思い出に親とのふれあいや綺麗なものがあまりないということ。
そして私はそれを不満と思っていないこと。
今でも綺麗なものにはあんまり惹かれないんだよね。
綺麗なものって割とうわべだけのものが多くて、
一皮むくと【綺麗じゃないもの】と位置付けられてるものより余計に汚かったりするもの。
自分だけが好きなものを手にできていればいいかな、と。
背丈ばっかり伸びて美しく見えないバラと、
横に伸びてしまって周りと統制がとれなくなってしまったタンポポと、
泥がついたり枯れ始めたりのシロツメクサ。
そんなものを撮りながら、
嫌なことを我慢しなきゃいけないなら友達じゃなくていいや、
などと考える土曜の午後。
このブログもまたまた1年ぶりだったね。
持続力のなさは相変わらず。